Last Updated 02/20/2002

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 ガーデニング in マンション

自然とマッチした暮らしがしたい・・・。そんな志向が、今、「ガーデニング」ブームを

生み出しています

集合住宅では近隣への配慮は不可欠、マンションで心地よくガーデニングを

楽しむための留意点、管理組合で考えておきたいことをこのページで紹介します。




「禁止」は避けたい

書店の「ガーデニング」コーナーに並ぶ書籍はたくさんあるが、そのなかで

マンション・ベランダ対応をテーマにしたものは

意外と少ない・・・大部分は戸建てを中心とした内容で、地面にレンガを敷きつめる、

ウッドデッキを張り巡らす等 マンションのベランダに応用するには少し問題が生じる

手法が多いようです。

そこで、基本的なポイントをふまえた上で「ガーデニング」を楽しむ必要がでてきます。

そのポイントさえ押さえれば他の居住者に余程迷惑をかけない限り「禁止」として

しまうのは避けるようにしたいところです。

ルールで縛られてしまっては生活に潤いやゆとりがなくなってしまうから・・・


「組合」が広報すること

なにはさておき、まず「避難路の確保が最重要ポイント」となります。

低層高層に関わらずマンションのベランダには避難路が設けられているはずです

消防法ではそこに遮蔽物を置く事が禁止されています。

また、気づきにくいのが上階への避難ハッチです。その真下に木を

置いたため、ハシゴが降ろせなかったり、足場が不安定、といった状況を生み出すことは

避けなければなりません。同様に戸境壁を塞ぐほどの大きな木やパネル

椅子などを置いてもいけない事を覚えていて下さい。


組合では「最低限のルール」を定めたり「注意」を喚起する内容の

広報を行っていきたいものです。

マナーを守って心の通った「ガーデニング」を楽しみましょう。


                  (マンション管理新聞記事より抜粋)