Last Updated 02/20/2002

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 灌水作業の方法・手段

手散布(手撒き)

散水栓にホースを接続して灌水する方法で、100%人間の労力に頼る方法です。

設備費は最も安く、小規模な緑地 には適しています。ただし、人権費は最も高く

中規模・大規模の緑地ではこの方法で灌水を施すのは 非常に困難です。

 

手動灌水

緑地に灌水ホースやスプリンクラー等を固定配管して、開閉栓のみを

人力に頼る方法です。開栓と閉栓の両方を人力に頼ることで、タイマー式閉栓器、

自動流量停止弁などの機材コストがかかりません。

 

半自動灌水

灌水ホースを敷設し、制水弁と定流量自動制止弁を接続したシステムです。

この弁は、人力によって流量をセットし、弁を開栓すれば、セットした流量の灌水後に

自動で閉栓します。この場合、担当者は開栓作業以外になにもする必要がありません。

かなりの省力化が期待できます。ただし、それなりの 初期投資が必要 になってきます。

 

全自動灌水


灌水ホースを敷設し、電磁弁・制御盤等を接続する事によって、担当者は

何もすることがありません。

強いてあげれば、シーズン毎の電池の交換くらいです。

 

それぞれの方法を組み合わせて使用することによって、初期の投資額と

担当者の労力的な負担との調整が可能です。